07-08総括
自分のための区切りの日記

仲間: Matsu、壺、SHOU、yoshi、kata、tama、yama、zeki、TKC、tae、MCN、拓、 ゆっこ、いづ、NON、ちぃ、積、西やん、ヒロ、zawa、akr、Och、JEY、ケロイドン、 石油王、ヨシ、ぺち、あり、鷹ちゃん、友ぞう、すぐるさん、 PP、けいじ、高竜、ツェット

シーズンを振り返って、 いま心に残っている景色は、 3人で行った神社奥の、ものすごく静かで、 吐く息すら白くならないような澄んだ空気。 テイネでBSRをやったときに、見えた着地。 本州ツアーで湯沢駅から見た、眼前にそびえるような山々…

さて。

みんなは、シーズンインの時期に持ってた熱い思い、成就できたでしょうか?

今年のBは技術的な成長よりも、 メンタル的な成長が大きかった。 スノーボードをしていて「楽しい」「嬉しい」 という基本の部分にまったく揺らぎはないんだけど、 「実力に対する不安」「消極さ」そういったマイナスな気持ちの働きに、 シーズン通して、よくつまづいていた。

シーズン前半では、 「実力が安定してなくて触れ幅が大きいのか、 それともできていないだけなのか」 「あのキッカーは飛べるのに、これはまったく飛べないのはどうしてか」 「がんばればできるのか、このがんばりは無意味なのか」 そんなところで、すごく悩んだ。

シーズン後半では「苦手意識」。 中山のパーク。スピード調整が難しいキッカー。 寝てるリップ。クセのあるキッカー。 リフトが離れていて、 集中している気持ちが分断されるパーク。 流す形式なのに混雑してるパーク。 間の悪いことに、春は、苦手なものがてんこ盛りだった。

実力に対する不安も、苦手意識も、 どちらも気持ちの問題で、気持ちの問題であるがゆえに難しい部分だったけど、 シーズンの終わりには、どちらもある程度は克服できたのでよかったと思う。

したいことにはだいたい挑戦できたし、けっこう味も占めれた。 ゲレンデキッカーでは、よく考えて心の準備ができてから、 やりたいことに挑戦してきたから、悔いはない。ケガもしなかった。

B3の練習では少し心配かけてしまったけど、 B3チャレンジのおかげで得られた感覚がたくさんあったから、 あれは必要な経験だったとは思っているし、 やりたいという気持ちが強いほど、 「でも今はムリだ」と認めることが、 実は難しいんだってことも学んだ。

今年もみんなから、 たくさんアドバイスや応援などのカタチにならないものをもらったけど、 なんていうか今年は、すごく見守ってもらったような感じがある。 (お前のことなんか見てねーよ、とか言わないで(笑)) 自分の問題点、それができない理由なんかがわかっても、 どうすればそれができるかは、 自分で見つけ出すしかない。 それを、チェック&トライ、アメとムチ、 手取り足取り、みたいなコーチングではなく、 本人が考えて実行に移せるように、 自分でコツや打開策に気づいたり、 本人が納得できるように、 みんなは、そういうことをすごく尊重して、 アドバイスくれたり感想をくれたり、 接してくれたと感じた。 勝手にだけど、Bはそう感じた。 そして、それがすごく嬉しかった。

そういうベストな環境のおかげもあって、 ストレートに関しては、飛べるキッカーが増え、 できることが増え、けっこう自信がついた。 気負いなく飛べて、自分の持ち技をだせて、楽しく飛べた日が多かった。 キッカーを飛んでいて、今日は一度もこけなかったということが度々あった。 やろうとする技の違いなんかがあるから、他人との比較にはならないけど、 今までの自分と比較すると、これは大きな成果だ。 何よりも、みんなと同じキッカーで遊べるようになったことは、 今年もっとも嬉しい成長かもしれない。

自分の思うように楽しめるようになってきて、 すごく感じたのは、 今まで目標にしてきた「できるようになる」には、 その先というものがあって、 「できる」と「かっこよい」の差は、 思ってる以上に大きいんだということ。 BOXも、全抜きできることと、スタイルがあることには、 ずいぶんと開きがあると知ってしまったし。 スノーボードで遊ぶっていうのは、思っているよりももっと奥深い。 山の頂がすごく高いから、いつまでたってもスノーボードは楽しい。

シーズンインの11月22日、Bは自らに 「お前はもう、好きなスタイル、好きなことの追求がすんでいるのか?」 と問いかけた。 シーズンが終わった今、再び自らに問う。 「好きなスタイル、好きなことの追求はできたか?」 答えはこう。「悔いはない。でも、やり足りなかったことが山のようにある」

Bは、楽しいだけのスノーボードはまだ来年もできそうにない。

もう一つ「自分がこうありたいと望む姿に近づくために、何が必要か」 というテーマを掲げていたけれど、 これは、今の自分には難しすぎた。やりたいことが多すぎて こうありたいと望む自分が漠然としすぎていて、 必要なものも多すぎた。 しかし、必要なものだけど持っていなかったもの、 見えていなかったものの幾つかは、 今年、見つけることができたと思う。

目に見える派手な成長はなかったけど、 目に見えないもので学んだことは多かった。 飛びにしろ、ジブにしろ、できなかったことが少しづつできてきている。 革命的な進歩はないけど、着実にいろんなことを楽しめるようになってきている。 それぞれの段階に余裕が出たからできること、っていうのはある。 だから、徐々にだけど、目指すところへは向かっていると実感している。

ただ、実感しているからこそ、小さく終わった春が残念でならない。 GWはピーカン青空のもと、一番力を入れてきた飛びの成果を、映像に残したかった。

ものすごく悲しくて、寂しくなったGW。

来年はGWまでずっと楽しめますように。 半分は感謝、残りの半分は祈るような気持ちで、 07-08シーズンは終了です。

以上、長くて、しつこくて、くだらなくて、たまに真剣で、 そして最後はちょっとしんみりした07-08シーズンの日記は、 全てスエヒロBがお届けしました。 大好きなみんな、山、雪、スキー場、今年もありがとね!


写真は、日記で使ったものと総括用に新たに用意したものの他に、 Ochやゆっこさんが撮ってくれたものを、 サイズ加工して使わせてもらいました。 いい写真をありがとう!

さて。長いので、総括としてはココまでです。

以下は、Bの思い出深かった日について、 だらだらと振り返ってみるという、自分のための試み。







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11/23 国際 シーズンインの日。 すごくきれいなバーンで、パウダーもあって、最高だった。 スノーボードってこんなに速度出たっけ〜!と、 転倒の恐怖と衝突の危険を感じながらの半年振りのフリーランは、 速くってこわくって、すごくドキドキした。 思いのほか体も動いて、大満足のシーズンイン。

12/09 国際 国際にビギナーキッカー初お目見え。 このくらいのキッカーなら、ほぼ転ばずに飛べていたはずなのに、 まったくうまく飛べなくて、去年はあんなにたくさん飛び練したのに!と思って、ショックだった。 キッカーに入ること自体は怖くなかったことだけが救いだった。 うまくいかなくて、すごくもどかしいけど、 でも一本でも多く飛びたくて、うずうずしていた。

12/15 ルスツ 今シーズン、いいパウダーは何度かあったけど、 Bはやっぱり笹パウがスキだ。 ルスツの林間は、ダントツに雪が軽くて深い! 12人で一斉に入ってもぜんぜん荒れないパウダーは最高!

12/16 D 今期初D。 久しぶりの景色。こみ上げる緊張感と笑い。 スタート位置に立ったときの、あの懐かしくて新鮮な気持ちといったら! ビギナーでうまく飛べなかったから、 Dなんて全然楽しめないんじゃないかと思ったけど、 それなりにうまく飛べたし楽しくて、すっごく安心した。 「へただね〜」って言われなくて、自分の成長を感じた日。

01/26 D B3について、初めての挑戦だから、 暗闇で手探りなんだというのは間違いだと気づいた日。 つまり、B3チャレンジはBにはオーバースキルなんだと認めた日。 わかりやすくハイレベルなことに挑戦したくて、 近道を目指した自分が間違っていたことを認めた日とも言う。 今にしてみれば、昔のMatsuさんのDVDのおまけで、 みんなの初めてチャレンジワザのメイク映像とかがあるんだから、 暗闇が当たり前じゃないことくらい、もっと早く気づいてもよかったのに! この日からBは、今度はF1!B1!って言い出すようになる。

B3チャレンジからB1へ 初めてやったB3はほぼ全て早抜け。 というか、リップに辿り着く前から既に何も見えてなかった。 リップまで意識がもつようになってからも、 回転中とかはまったく意識がないし、 頭が下がっているという意識すら希薄で、 何が見えるとか、何を気をつけるとか、試行錯誤する余裕もなかった。 それでも初めてのスピンチャレンジだからそんなものだと、 ムリやりに思い込んでがんばってた。 がんばればなんとかなると思いたかった。

どんなイメージを持ってトライすれば、思うようなかたちで飛べるのだろう? 頭が?でいっぱいで、アドバイスやお手本をたくさんもらっても、 それらの意識は体に行き届ず、 やりたいという気持ちだけではどうにもならないっていうのを、すっごく感じていた。

でも、この経験があとで、F1・B1・ストレートにまで活きてきた。 以前には感じられなかったことが感じられるようになった。 B3は今年はだめだったけど、やっぱり何かに挑戦するっていうのはいい!

01/27 ヒラフ(NXニセコツアー) 初ナナトラ!! いつまでもこんもり残ってるフレッシュなパウダーを、 心ゆくまで楽しんだ。ウェーーーーイ!! 「寒くて、揺れて、高くて、心細い、Bがヒラフで一番嫌いな一人乗りリフト(キング第4)」も、 バフバフのナナトラに行くためなら我慢。 それから20人近い仲間ほぼ全員が楽しめたマッシュ。 慎重派でマッシュが苦手のBが、楽しく飛べた! 落ちるような感覚で、キッカーとは全然違った。 ちゃんとインディはつかめたのに立てなかったなぁ。 ほんとに「その日その時その場所に」な時間だった。

02/06 JO どうしてもどうしてもB1の練習がしたくて、 平日飛びに行った。 そんなBに壺ちゃんと拓ちゃんがつきあってくれた。 キッカーに慣れるのに時間がかかってしまったけど、 そしておかしな飛び方を何度も何度も繰り返したけど、 回数ができたせいか、B1をやってみることには慣れることができた。 とにかく、ギャップとかでじゃなく、キッカーでB1の練習がしたかった。

02/23 萩 硫安の威力を思い知った日。 素抜けするとまくられる、踏むとズレてひっかける。 自分がいかに甘い環境で、ごまかしながら飛んでいるかを実感した。 この日以降、硫安に対する恐怖は異常なほど強くなった。 春の解けたかき氷のような雪の時ですら、 硫安をまかれた後は、そのアイテムに近寄れなかったくらい。 シャバ雪だとそう簡単には固まらないのに。

03/02 テイネ 大キッカーを初めて飛んだ日。 スタートに立って見下ろしてみると、ものすごい威圧感のあるキッカーだった。 サイズ的にも今季初。フラットダウンタイプも今季初。 クセの強いキッカーではなさそうだし、たぶん飛べるとは思ったんだけど、 なかなか決心がつかず、自分の恐怖心に勝つのに、小一時間くらいかかったなぁ。 でもやっとの思いで飛んだときは、すごい達成感だった!

03/09 テイネ なんだか調子がイマイチなので大キッカーを飛ばず、 B1慣れしようとぽこじゃんでハイクした日。 このときのおかげで回る感覚を感じる余裕が出てきて、 とりあえずぽこじゃんでなら回って立つことはできるようになった。 そして「そちたちはヒソヒソ」効果で、一時的にB1が完成。 この日のB1グラブ付は、いまのところ最高傑作。 初めて軸というものを意識した日。

03/16 テイネ 今までのBは、大きなキッカーを飛ぶときには、 他のアイテムには触れず、大キッカーだけに集中していたのだけど、 初めてぽこじゃん3つと大キッカーを流しながら飛んだ日。 しかもその流れの中にB1が入っていて、 すごく充実感を感じた! B1は、先日ほどの冴えはなくイマイチだったけど、 ぽこじゃんでならだいたいできるかもと思えたし、 大キッカーもほぼノーコケで満足だった。

03/20 フッズ スピード調整でだいぶ苦戦したけど、 スタート位置と飛距離の関係がうまくつかめてからは、余裕が持ててよかった。 インディ、メソッド、 ステル、トゥイーク、ステル、ノーグラブボーン、ミュート、メロン、 ローストビーフ。 技のデパートを気取った日。

03/22 テイネ 初ゲレBSRの日。 パークを流しながら飛んでいて、大キッカーでも余裕があったし、 ぽこじゃんでもB1がそこそこうまくいったりして調子良かった。 BSRをやるのに考えていた条件を今日このキッカーが満たしていたので、 人生で初めて、ゲレンデでタテ回転をやった。 イメトレをしている時、Matsuさんに話かけられて、 思わず無視してしまったけど、 その後本番が終わるまで、そっとしてくれたことにすごく感謝している。 どきどきしたけど、すっきりした。 びっくりしてたみんなに、照れ笑いしたりして嬉しかったB。

03/30 石打丸山 3月は本州ツアーを見越していろいろ調子を整えてきてはいたけど、 自分が本州のパークで遊べるかどうか、すごく不安だった。 行ってみると、音楽、レイアウト、効率、どれをとっても最高のパークで、 今まで感じていた不安がウソのように、とっても楽しかった! 「10m over 上級者限定」 のキッカーでのスピードチェックは、 今までで一番、萎縮したけど、 あのアプローチスピードは滅多に味わえないだろうし、 すごくいい経験になった。 台形BOXでも納得いくメイクが出せたし、 本当に行ってよかった! 勲章として、白いパーカーに名誉のサビ。

04/06 国際 憧れ(よりもだいぶ小さいけど)のチャレンジキッカーで、 テールグラブやローストビーフをやってみたり、 ティンディやインディにボーンを入れてみたりと、 思うように飛べた日。

B的に一番辛かったのは、できないB3に苦戦していた時期ではなく、 やっぱり4月後半の、行き詰まり・雪なし・後ろ向きの時期だったなぁ〜。 B3は今年はできなかったけど、山に行って試してみることができた。 でも4月末はそれすらできなかったもんね。




…Bの日記だから仕方ないけど、 写真がBばっかでしつこい(笑)




**************以下、完全B専用メモ**************

いざ、シーズンインを迎えようとしている来年のBへ。 今年培った感覚は、ほとんどがリセットされちゃてるだろうけど、 スキルはリセットされない。がんばれ!

***ギアについて***

きっとウエアとゴーグルを買うだろう。 パンツのすその長さには気をつけろ。 それからゴーグルは、視界が狭いと不安だし、 視界が暗いとテンションが下がるので、 注意して選ぶように。

***ルスツへ行くときのBへ***

パウダー狙いのときは、スタンスは変えよう。 特にシーズンインの頃なんかは、 そのまま入ると常にノーズがささるし、 テールの操作がやりづらくて、せっかくの笹パウがもったいない!

***グラトリについて***

頭がグラトリ仕様になっていないと、何をやったらよいか思い浮かばないので、 やりたいことは事前に整理しておこう。

ちなみに今年はノーリーB1とシャッフルPATAと、 3点バターとノーズブロックと、プレスからはじいて270かえす、 というのをやりたかったけど、どれも失敗に終わっている。 そしてほとんどグラトリをやらなかったので、 いまやPATA5どころか3も怪しい状況だ。

最近のグラトリはどんどん難易度が増していて、 Bの手に負えなくなっているから、 飛び出したり転がったりするのを恐れず、 思い切ってやろう。

***BOXについて***

シグネイチャー(入り口でひっかけて転ぶ)を出さないためには、 リップぎりぎりまで落ち着くこと。 自分が踏み切る瞬間を自分の目で見るくらいのつもりで。

BOXは、全抜きできればいいというものではない。BOXはスタイルだ! スタイルを出すには、もっと重心の位置を意識すること。 しっかり重心がとれていると、踏み込むこともできるし、 空いている方の足を引き上げることもできる。 重心の移動は上半身とか腰とかも使うといい。 思いっきりひねったり、思いっきり沈み込んだり、 大げさなアクションでやったほうが、安定しやすい。

***飛びについて***

最初はきっとまた「去年はこれより大きいのも飛んだのに!」と思うだろうけど、 今年だっていきなり大きいのを飛んだのではなく、 ビギナー→D→萩→フッズ→テイネ→石打というように、 徐々にサイズアップしている。 「全てのキッカーが教材だ」と思って飛び、 焦らず、ムリせず、できることからやって、 ゲレンデキッカーに慣れていこう。

キッカーの下見をきちんとすること。 アプローチの速さ、リップの状態、空中の状態、ランディング。 自分が飛べるイメージが持てるかどうか。 このキッカーを飛びたいと思えるかどうか。 最初はだめかも、と思ったキッカーも、チェックを繰り返すうちに 感覚が慣れてくるので、飛びたかったら諦めちゃいけない。 技術的な不安も、苦手意識や消極的な気持ちも、 しっかりチェックをすることで、あらかた解消できるはず。 何度もチェックを繰りかえしたとしても、 そんな自分を誰も責めたりなんかしてないぞ。

アプローチでは、 フリーランのときに意識しているのと同じように、 腰を落として少しガニを意識して、 しっかり踏みながら滑ること。 そしてアールを上るときに、さらにぐっと踏み込み、 タイミングをみてリップで開放すること。 素抜けでも、きちんと板の上にいれて吸収せずに抜けられれば、今のところはヨシ。 いろんなサイズやタイプのキッカーをたくさん飛んで慣れて、 少しでもタイミングよく、少しでも力強く、踏み切れるようになろう。

キッカーに入るスピードを調整する感覚は重要。 アプローチ速度と飛距離をうまく捉えられないキッカーでは、うまく飛べない。 何度飛んでもスタートに緊張感が漂うキッカーは、 転ばずに飛べても、あんまり余裕がない。 キッカー選びでの、無謀と挑戦の境目に近いものだと思う。

ハイクだとキッカーを飛ぶことに集中できるからまだいいけど、 効率の悪いリフトとかで集中力が途切れると、 進入スピード・飛距離・そのキッカーのクセなど、 自分が感じた感覚に自信がなくなってしまって、 次にスタートに立ったときに疑心暗鬼になってしまうので注意。 「ここからだとカドだから少しスタートをあげよう」 「自分で思っているよりも、ちょっと速いスピード」 そう感じた自分の感覚は、もっと信用した方がいい。 そこらへんがBは弱い。

*トゥイーク*
トゥイークはうっかりするとヒネリの足りない「なんちゃって風」になりがちなので、 右腕を前に出すこと、右足をしっかり蹴ることが大切。 飛ぶ前に、右手でアイーンをしながら、 右足を下に蹴るイメトレをするとよい。

*F1*
開いた体を、右前に持っていく感じ。 気持ちトゥで踏み切る感じ。 意識的には思ってるよりももっと積極的に、 「右前」の、「前」へ行く感じ。 「板の真上にいる」っていうよりも 「自ら板の真上に乗りに行く」感じで。

*B1*
まずは、余裕を持って入れるキッカーであること。 そして、確実にランディングに届くスピードがつかめていること。 「せーの!」でもいいからとにかく踏み切ること。 踏み切りはトゥ厳禁。いっそヒールで、くらいの気持ちで。 下を向くのではなく、背筋を伸ばして目だけで下を見る。 そして、腰をおとすとか縮まるというより、 ヒザを引き寄せるようなイメージ。 跳ね上げるようなかたちではなく、 板は自分の体の下においたままで回る。 猫背にならない。

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中山
今年も最後は中山でBOXだった。

仲間: Matsu、壺、SHOU、ゆっこ

5-0

BOXはスタイルだ。

全抜きすること、 ランディングの瞬間まで、 自力でコントロールすること。 つまりメイクすること。 これはもちろん大切だけど、 それとは別に、BOXはスタイルが絶対大事だと思う。

技のレベルがそれほどでなくても、 スタイルが出ていれば、 それは、見ている人の心をわしづかみにする。

スノーボード全般に言えることではあるけど、 「よくやった」っていう、がんばりに対する評価があるだろう。 「うまいね。すごいね」っていう、 技術や心意気に対する評価もあるだろう。 もちろんそういう評価も欲しいけど、 でも、「かっこいい!」っていう、 スタイルの評価は、かなりポイントが高い。

見てる人が「かっこいい!!」と思うような、 そういうBOXをやりたい。

さて。

シーズンも最後の最後。 本当に、これでシーズンをシメにするつもりで来た、ラスト中山。

雪は限界ぎりぎりで、 飛びモノはアプローチ・リップ・ランディング全てが崩れかけているし、 BOXの横を雪解け水が流れているという有様。 シャバ雪というよりはもう、融けたカキ氷みたいな状態。 グローブもパンツもびしゃびしゃ。 土も出る。草も出る。 まさに春爛漫。 もはや、ぎりぎりという表現は正しくない。

この惨状を目の当たりにしたBは、 こんな状態でも滑りに来ているなんてどうかしてると、 他人に思われても仕方ないと、心から思った。

そんな今日の目的はBOX。 去年のシーズンの終わりみたいに、 満足いくまでハイクしよう。

お目当てのストレートBOXは、 入り口が少し離れていた。 そして、わりと高い位置に設置されていて、 出口に少し高さがあり、 見た目にはそれほどリラックス仕様ではなかったんだけど、 出口の高さとランディングが合っていないせいなのか、 ほんの少し進入スピードが速いだけで、 出口でけっこう衝撃を受けてしまうため、 超!超!低速で入るのが良いようだった。

まずは50。それから5−0。 次にロックで入ろうと思ったら、 すごく怖くて体が開かず、なぜだか背面になる。 背面が怖くないというわけではないけど、 人によって背面の方が楽なタイプと正面の方が楽なタイプがあるらしく、 どうもBは、背面の方が向いているタイプなのかもしれない。

そんなことを考えながら ハイクしていたら、 うまい集団が通りかかった。

リフトで流してるらしい、うまい集団は、 トレインよりは余裕を持たせているけど、 間をおかず次々とスタイルを決めていった。 中には女の子もいる。

3人いた女の子の一人目、 フロントテールからフロント中央への乗せ替えをやっていたんだけど、 そのフロントテールのしびれること! 次の子はバックノーズだったかな。 普通のバックノーズだったけど、 左足はしっかり踏み込んでて、 重心が完全に左にあって、すごくスタイルが出てた。 すばらしい! その次の子は少しジブ歴が浅そうで、 板は50だったけど、BOXに乗ったあと、 ノーズに乗ろうとがんばってた。

あの子たちは、流しながらなんとなくBOXを通過するのではなく、 ちゃんとスタイルを意識してBOXに乗っていた。 ハイクしているBなどよりも、 ずっとずっとスタイルを意識していた。

そうか!BOXは、全抜きできればいいというものではない。 あぁでなくちゃダメなんだ。BOXはスタイルなんだ!

Bも、あんなふうにスタイルを意識してBOXに乗ろう!

すた〜いる

スタイルを出すには、 もっと重心の位置を意識しないとだめだ。

例えばフロントノーズをやりたいとして、 乗り始めのときに真ん中より左足側で乗れたとしても、 重心の位置が違っていると、 重心のあるところへ板はズレていく。 それっぽいポーズがとれていても、 それでは自分の思い描くものとは違う。

しっかり重心がとれていると、 踏み込むこともできるし、 そうすれば空いている方の足を引き上げることだってできる。 その状態で、それっぽいポーズをとれば、 「なまら出してる!」となるわけだ。

そんなことを考えながら、 今までよりもスタイルを意識してBOXに乗ってみた結果、 なんとなくだけど、 思いっっきりひねったり、 思いっっきり沈み込んだり、 大げさなアクションでやったほうがうまくいくような気がした。

重心の移動も「そっ…」とやるよりも、 上半身とか腰とかも使って「それっ!!」とやったほうが、 安定しやすいかもしれない。 いつも怖がって思い切り悪くやるから体が動かなくて、 うまくいかないのかな。

とは言いつつ、今日のビデオをまだ見てないから、 自分の意識と現実にどのくらいの開きがあったのかはわからないんだけどさー。

でもでも、久々に楽しくBOXができたから、よかった!

左からtsuchi、tsubo、B、SHOU、tsuchi

ほんとはまだまだやりたいんだけど、 雪解け水が自分の真横をきらきら流れていて、 土が出ているあたりからは チラホラと緑が見え隠れするようになったゲレンデを見ていたら、 もうシーズンは終わりなんだな、 もう冬を引きずっていてはいけないんだな、 と、肌でそういう空気を感じた。

なんだか、パッとしない終わり方をした気がするけど、 ケガもなく、 悔いもなく、 まぁ滞りなく、 今シーズンも終われたみたいだ。

ということで。 総括は、また後ほどに。

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